姿勢を良くしたいと思っていても、意識していないとなかなか良くはならないものです。
骨盤を主体とした股関節を整えるヨガ（＝骨盤ヨガ）があるのだとか。
今回は、股関節のエクササイズができるヨガと、その効果をご紹介します。
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骨盤ヨガをやってはいけない人
「骨盤ヨガを始めたい」と思っていても、次の項目に当てはまる方はNGです。
股関節をしっかり動かすため、股関節の機能障害や痛みがあり医師の診察を受けていない人は行わないでください。
・人工関節を入れている人
・変形性膝関節症の人
・椎間板ヘルニアの人
・股関節痛の人で、医師のチェックを受けていない人
骨盤ヨガはこんな方にオススメ
上記の症状が無い人で、以下に該当する人は骨盤ヨガを始められたらいかがでしょうか？
デスクワークなどで座っている時間が長い人。
姿勢の悪さや肩こり、腰痛で悩んでいる人は勿論、運動不足で筋力に自信が無い人でも無理なくできるので、オススメですよ。
・猫背や、肩が内側に向いた巻き肩
・仰向けに寝ると、膝や腰が浮いてしまう
・脚を伸ばして座ると、腰が立たない（長座ができない）
・脚がむくみやすい
・肩こり
・腰痛（上記の疾患などが無い人で）
・O脚・X脚
・下半身太り
・頭痛
・生理痛・生理不順
・自律神経の乱れ
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骨盤ヨガの効果は？
骨盤ヨガをすることによって、骨盤矯正が期待できます。
現代人はデスクワークで座りっぱなしや、車を長時間運転するなど、猫背になりやすい環境がたくさんあります。
女性の場合には出産時に骨盤が大きく歪んだり、頻繁にヒールを履いたりすることでも、骨盤が歪んでしまいます。
また、骨盤が歪むと血行やリンパの流れも悪くなるので、足がむくんだり、冷え症になったりする恐れがあります。
骨盤ヨガをすることによって、全身の歪みの調整にもなり、上半身は背骨、下半身は大腿骨を中心に整っていきます。
骨盤を矯正すればそれに伴って、背骨や脚の付け根、そして内臓の位置も元の場所へ戻ることが期待できます。
余分な脂肪がついたり、無駄なエネルギーを消費したりすることがなくなり、疲れにくくなるはずです。
骨盤の周りには、インナーマッスルと呼ばれる姿勢を制御したり、細かい動作を補助したりする筋肉がたくさんついていて、普段意識をすることはなくても、常に働き大きなエネルギーを消費している部位です。
この筋肉をヨガで鍛えることによって、代謝のアップが期待できるそうです。
代謝が上がれば、脂肪を燃焼しやすい体質へと変化していくので、結果的に太りにくい体質へと変えていくことができます。
短時間でも出来る骨盤ヨガを紹介
わざわざヨガスタジオに行くにも費用も時間もかかるし、手軽にお家でもできるものを紹介します。
驚くほど股関節がスッキリする、逆英雄のポーズです。
股関節の動きが改善され、下半身のむくみが改善されます。
腹筋を使うポーズでもあるので、お腹周りにも効くヨガです。
胸を広げて、ふかーく呼吸をしながら行います。
１．両脚を前後腰幅2個分ぐらい広げ、右足は前方、左足は斜め横に広げます。
両腕を耳の側面で高く伸ばし、背筋を伸ばします、息を大きく吸って準備完了です。
２．息をゆっくり吐きながら、右ヒザを曲げ腰を沈め、背筋を伸ばします。
両脚は、股関節が安定するよう、大きく開きます。
３．息を吸いながら、胸を広げ反らせます。腰を痛めないよう腹筋で体を支えます。
この姿勢で5回ゆっくり深呼吸してください。
４．左右の手足を入れ替え、反対側も同様に行って下さい。
次は三角のポーズです。
股関節の動きを改善すると共に下半身を鍛えて脚を細くする効果も期待できます。
柔軟性を求められますが、動きが単純な為、初心者でも大丈夫です。
１．両脚を前後腰幅2個分ぐらい広げ、右足は前方、左足は斜め横に広げます。
両腕を前後に伸ばしお腹をへこませて腹筋を意識し大きく息を吸って下さい。
２．息を吐きながら、右手を床へ、左手を天井へ高く伸ばします。目は左手の先を追って下さい。
このまま５回、ゆっくり深呼吸しましょう。
３．左右の手を入れ替えて反対も同様に行います。
このとき 床に着いた手に体重を乗せないようにしましょう。
体重はお腹で支えてください。
簡単なヨガポーズを二つご紹介しました。
股関節を動かしますと下半身がスッキリします。
それに伴い全身が軽くなるような感覚になりますね。
もしこれを毎朝行う事が出来れば、一日中腰回りの感覚が軽くなります。
そして１４日間ほどで、下半身の動きやラインの改善が実感できると思います。
ダイエットや体質改善も期待できるヨガポーズですので是非お勧めします。
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